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病院や専門機関と連携をとるために ①初診

今日は①初診編、

次回、②2回目以降の相談先との連携について
③薬やカウンセリングについての雑記
と言う流れになると思われます。
今月中に③までいきたい。

*****

①初診編 はじめて専門家に相談するとき

子供が発達障碍であると言うこととは全く
関係なく、友人として知り合いとして、

『医師』がいる、
『看護士』がいる、
「カウンセラー」がいる。

プライベートで話して分かることは、
彼らは『プロ』であり「人間」であり、
感情があり、
でも、私怨や不安に巻き込まれないように努めながら、
事実として、患者が訴える
「その痛みや苦しみがある」ものとして捉え、
自分の専門知識で
その痛みや苦しみを、軽減できるのであれば
ゼロに出来るのであれば、そうなるように、
全力を尽くす人たちだということだったりする。

***
彼らを観ていると、非常にオンオフの切り替えが上手いと思う。

仕事中の真摯で貢献的な姿と、
オフの『自分の好きなものはコレ!』『やりたいことはコレ!』
『やろうと思ったことはすぐやる、諦めない!』という
強い意志と行動力に驚かされる。
人生を楽しむ強靭さがあると思う。

人に尽くして、ヒトのことを考え、
でも、誰かの不安に巻き込まれないように
メンタルをしっかり保ち、
好きで語れる、誇りに思っている自分の世界も持っている。

***
発達障碍児の親としてのわたしが、目指したいひとつの姿でもある。
プロになりたいとかそういうことではなく、

子供の痛みや苦しみや葛藤が、
本当にあるものとして、寄り添いながら、
負の感情に巻き込まれることはなく

持っている知識を総動員して、その
痛みや苦しみや葛藤が
軽減もしくはゼロになるように対策を考え

自分の感情に飲まれずに、その対策を実行し、

子供が笑顔になるように。

そういう全力の姿勢で臨みたいな、という。

また、子供とは関係の無い、自分の世界をちゃんと
持っている状態を保ちたいな、と。

****
****
さて、学校や園から指摘があったり、
もしくは親の学習で
「もしかして、わが子は発達障碍かもしれない」
あるいは、その言葉を使われず
知らなかったとしても、
「お子さんは心に問題があると思う」との
指摘をされて、

精神科もしくは子供の発達に関する施設に
相談に行くように促された場合、
大抵の親は驚き嘆き、時に、忠告してくれた人間を
恨む羽目にすらなると思う。
自分でも『障碍や病気だと思ってた』としても
『そんな言い方しなくても』と、告げられ方に不満を持ったり、
あるいは、自分では全くそう思っていなかった場合、
『うちの子をキチガイ扱いした』と敵意さえ持ったり。

しかし、そこで
『むしろ白黒はっきりつけて、うちの子を馬鹿にした奴を
 見返してやりたい』という怒りが原動力だったとしても、
「やっぱり、他人の眼から観ても、そう見えるのか。
 病院連れて行かなくちゃ」という責任感が原動力だったとしても、

初めての受診や相談の際に、
『親の思い込みやつらさを
 吐き出してしまうだけの時間になる』のは
避けるべきだと思う。


思いつめて思いつめて、やっと受診を決めたり、
いろんなことがありすぎて、わらにもすがる思いで
相談施設に行くわけですから、

親はとても緊張しているし、

反面
『コレで救われるかもしれない』と過度の期待を持って
そこに出向くわけです、
時に仕事を休んで時間をつくって。

そこで終わると思って。

でもここは『はじまり』なんだよね。
これから長く続く、子供への特性に合わせた支援の。

支援と連携はここから続く。
病院に、相談施設に行ったから、おしまい、
コレで安心、じゃないのだ。

*****
相談施設や医師に相談するのは、
あくまで「こどものこと」です。

子供を健やかに育てるために、どうも困ったことがある、

その困り感について何か出来ることが無いか、
医療面からのアプローチが出来ないか、
それを「相談」しにいく時間です。


「あの医師はよくない」「私はあの先生、嫌い。
怒鳴られたから」「あの病院は勧めないわ~」っていう
親から、一体、受診の際に、何があったのか聞いて、
共通点が見えてきた。

親が「思い込みや心配事を、そうであると決め付けている。
これ以上できることも特に無いと決め付けている。
子供がおかしいと周囲にいわれるのは、
躾や親の自分のせいではないというお墨付きが欲しいがために
病院や相談機関にやってきた」と思われてしまった。
そのパターンしかなかった。

だって、そこは『専門施設』で、ちゃんと組織として
動いているところなのだ。
医師は何百人もの、時には何千人もの臨床例をもっている。
実績がある。
そこは、最後の頼みの綱として、最大の理解者として
機能しなければいけない場所だから、
医師が親をただの好みや知識が関係ない主観で
親をただ怒鳴ったり叱り付けたりしない。

『うちの子は自閉症だと思うんです』という
本やネットであさった素人知識を
専門家である医師の前で披露したり、

『きっと発達障碍だからわたしのせいじゃないんですけど、
 子供が余りに色々出来ないので、私が疲れました。』
などと、子供の発達について、子供のこれからについての
相談ではなく、自分がラクになりたいという趣旨でしか
話をしなかった場合、

余りにも当事者意識が無く、今までもこれからも、
子供を育てるのは親の自分だという意識が乏しい場合、

他害がずっとあったのに「子供にはヨクアルコト」
程度の認識しかなく、事実から明らかに目を背けていた場合、

そういう場合に、専門家から喝を入れられる。
彼らは子供のためにある人なので。

****
最近よくいわれている
「発達障碍児を支えたいなら、その親をまず支えないと」
という現場の言葉を、自分の都合のいいように
とらえて、『親の私こそ、助けてもらって当然』とばかりに
子供のことではなく、自分のことを相談する人がいるのです。

子供のための相談時間なのに、
自分が夫と不仲で離婚の危機にあって、とか
借金があって、とかそういうことを相談する人間が少なくないのです。
でもちょっと違うのです。

環境を整えないと、療育の成果なんてでないから、
信頼関係ができていないと、言葉が届かないから、
親子関係が良い状態で構築されていないと
そもそも生活が上手く回らないから、

まずは親を支えましょう、と言う展開になっているけど、

それはもう、
発達障碍児の持つ課題に真面目に向き合った結果、
落ち込みがちな「親のメンタルも浮上させてやらなくちゃ」、
と言う意味で『親も支えよう』なのね。

親自身のプライベートな問題や
金銭問題を解決しよう、ではないの。

生活が上手く行くように、親のことも頑張りを認めてあげよう、
励ましてあげよう、そうすれば子供にとってよくなる、程度の
それであって、

親の人生相談とか、そこまで視野に入れてない。
それはそれで、親が、大人としてひとつひとつ
解決したりスルーしたりしなくちゃいけない、
大人のもつ問題だ。

カウンセラーや医師が介入して何とかする問題じゃない、
夫婦間のアレコレやら金銭の問題なんて。


****
最初に行くと、それはそれは長い、問診表を
書くことになると思います。

本当、時間のかかるそれなので、場合によっては、
受診が決まったらすぐに郵送されてきて、
『記入済みのものを持ってきてください』と
なると思います。
最低でも30分前に来て、記入の時間を作ってください、と
いわれる場合もあると思います。

ここには、子供の生まれるずっと前の、
自分とパートナーの親の世代に「障碍者がいたかどうか」から
始まり、妊娠中の経過から、出産時の様子、
その後の様子を、細かく記入するように促されます。
今までどんな病院にかかったか、通院暦も尋ねられます。
そして、泣き喚く、おちつきがない、じっと一点を見つめる、など
発達障碍あるあるの特徴がいくつも羅列されていて、
自分の子供にそれがみられるかどうか、まるばつで
こたえたりもします。


転勤族だったので、仕方なく色々な施設や病院に
行きましたが、何処でも詳しく、成長の経緯を書かされました。
大抵A4で5枚程度。
一番詳しく聞きたがるところで10枚あったところもありました。

何処の問診表も、オリジナルのそれで「あっ、これ前
みたことある書類だwww」と思ったことはありませんでしたが、
ただ「前も全く同じこと聞かれてるな・・・」とはよく思いました。
プロが、診断するために、正当に子供を評価するために
着目したい点は同じ、ということだと思います。

書きながら、頭を整頓してください。
プロが、問診の場で面接の場でききたいことは、
「子供のこと」であって、
あなたのことではないのです。
子供を健全に育てるために、親の貴女のことや
環境のことを聞きだそうとしますが、
それは、
貴女と話がしたいからとか貴女に興味があるから、ではなく
子供を正しく導くアドバイスが、
より現状に沿った
実現可能なものになるように参考で聞きたいだけです。
ここを勘違いして、日ごろの鬱憤を吹き飛ばすように
親の自分のことだけをマシンガントークで進めてしまうと、
それは、子供のための貴重な時間を奪うことと同義です。

現状困っていることも頭でまとめてから
いくこと。
生育暦については、問診表でこたえますので、
じゃあ、どうして今、ここに相談にやってきたんだ、ということを
簡潔に伝えます。

「家庭では困っていないし問題だとも思って
 いなかったし、今までの定期健診でひっかかったことも
 ないのだけれど、園ではどても困っているらしい。
 集団生活が出来ず、この子だけお散歩につれていって
 もらえない。手を離して道路に飛び出してしまったらしい」
『保母が言うには、大人の指示に従えず、
 教室から飛び出すことも少なくないらしい』
『注意してもきかず、繰り返し、友達の頭を叩いてしまう。
 やめろといっても辞めない』
「親が話しかけても、応えない、返事をしない。
 もくもくと物を並べて、ごはんだよ、といって片付けると
 大声を出して泣き喚く。おかげでおもちゃを片付ける
 ことができない」
こんな感じで。
医師が『それは・・・』と思った場合は、もっと詳しく聞かれます。
大丈夫、相手プロですから、応えてほしいことが導けるように、
親の様子を観て、ただ促す場合もあれば、
選択肢や例を出して「っていうこと?」って応え易くしてくれます。

そういう、今までの成長の流れと今親が把握している
困り感、そして問診の間の子供の様子、そういうものを総合して、
『コレは精神科の範疇だ』と判断され、子供がソレに耐えられると
判断された場合、
『知能テストいってみますか」と言う流れになります。
WISCやら田中ビネーやら、テストの種類は色々ですが、
それを受けることによって、発達のでこぼこがあるのか、
知的障碍があるのか、白黒つけることが出来ます。

ちなみに通常、相談先として病院を選んだ場合、
精神科で観てもらえる一人当たりの時間は
最大30分です。
それ以上になると、追加料金がかかるし、
また、場合によっては
『予約している次の方がお待ちなので』『お時間です』と、
途中でも切り上げて『改めて、またきてくださいね』になると思います。

医師を呼んで診療もしている相談施設の場合、
医師との直接の面談は30分で、
あとはカウンセラーやスタッフが応対するというところが
殆どだと思います。

だから、この30分は本当に有効に使わないといけない。

また、テストをするかどうか判断するのは医師です、
実際に子供を診て、医師が決めます。

『うちの子は発達障碍だと思います(←素人が断言)!
 知能テストして(←素人が治療方針を決めている)!!』が
第一声では、応対するスタッフもため息です。
発達障碍かどうかというのは、
専門家が慎重にもう少し時間をかけて判断することで
いきなりテストはしないよ、まずはとりあえず予約とって
きてくださいね、と敬語で説明されると思います。

*****
ちなみに、現在、どの地域でも
児童精神科も相談施設もほぼパンク状態で、
電話をしても
『最速で2ヵ月後』といわれたり
下手したら1年待ちです。

一度みていただいて、診療対象の枠に入ってしまえば、
医師とは会わないけどカウンセラーに相談するとか、
医師とは会わないけど療育で運動をしにいくとか、
定期的に、何らかの形で、相談施設や病院に
通うことになると思います。
初診のハードルが今上がっている感じを受けます。

だから、受診の必要があるのでは、と他から指摘があったり
親の自分の見立てで精神科の範疇だと判断したら、
即、探して予約。『明日きてね』なんて流れにはなりませんから。

*****
初診もしくは初めての相談では

☆とにかくすぐ予約(すぐにはみてもらえないから

☆相当の書類を書くことになるので、
 書きながら頭を整理しておく

☆現在の困り感を、親からだけでなく、園や学校からの
 エピソードも交えて、事実を話せる様に用意しておく

☆質問には簡潔に答え、なるべく、事実を伝え、
 親の不安や怒りをぶつける時間にすりかえないこと。
 何しろ30分しか相談できないのだから。

☆もし、その場で助言がある場合、
 その内容や具体的な助言は恐らく多岐にわたり、
 全てを正確に覚えて持って帰るのは難しい。
 今は親が理解できなくても、あとから、障碍への理解や
 子供の個性を把握するにつれて「なるほど!」と
 納得できる助言が続くので、メモをとれるように
 手帳や筆記用具を持っていくこと

☆公立の相談施設なら恐らく無料、もしくは診療代のみ。
 病院の場合は、初診料や予約料、相談料がかかるので、
 1万円前後の出費を覚悟しておいたほうがいい。
 のち、薬が出ることになったら、薬代もかかる。

☆知能テストをやる流れだった場合(相談施設を選ぶと
 ほぼそういう展開になる)、子供は相当疲れる。
 また、一日がかりなので学校や園を休むことにもなる。
 馬鹿正直に『相談施設に』なんてママ友に言わなくてよし、
 風邪気味だったのでオヤスミしたのよ、で十分です。
 ただし、連携をとるべき、園や学校の先生には
 『この前、指摘もいただきましたので、病院に行ってきます、
 一日オヤスミします』と事実を伝えてください。
 結果がどうなったとしても、親が具体的に動いていてまた
 報告や連絡があれば、その後の連携に続けられるのです。
















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プロフィール

Author:まみ
ひっそりこっそり発達障碍ブログ。スペクトラム注意欠陥女子高校生1号とスペクトラム注意欠陥多動男子中学生2号のオカアサン。宣伝なしのマイペース更新でやっていきます。逃げない、あがく、前をみる。ツイッター「botmamichan」、黒猫アイコン。botが一日2回自動で呟き、手動で不定期投下してます。

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