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行動随伴性・「先行条件」「行動」「接続条件」

前回のまとめ
 
☆動物も後天的に学習するので、人間も後天的に
 学習できる。その結果、最初していた、あまりよろしくない
 行動が「消去」されたり、して欲しいよろしい行動が
 「定着」したりするのである。

☆その「学習」のために、こころではなく
 「行動」に注目して、「行動」を分析してここでは考える

☆新しい行動を獲得するには
 詳しくいうと、4つの方法がある
 ①シェイピング
 ②モデリング
 ③介助
 ④言葉による指示
 それぞれの内容は前回参照


*********
で。

本日は「行動随伴性」と言う言葉の説明。

「先行条件」「行動」「後続条件」という流れのかたまりで、
行動を理解していきます。

専門用語、ぎゅんぎゅんだけども、これをもうすこし
砕けた表現に置き換えてみると
「Aという状態があったので」
「Bという行動をしてみたら」
「Cという状態に変化しました」
という枠組みで、行動を考えてみよう、というやりかた。

具体的には
「子供がぎゃんぎゃん泣いていたので(A状態」
「変顔をしてみたら(Bという行動」
「子供が泣き止みました(C状態」

あるいは
「子供がギャンギャン泣いていたので(A状態」
「抱っこしてみたら(Bという行動」
「子供がますます泣きました(C状態」

最初の例では
狙い通りこちらの行動によって
相手の行動が変わっているし、
次の例では
狙い通りにはいかずこちらの行動によって
相手の行動が変わっている。


この前の黒猫ネロさんのコタツのスイッチの例で行くと

ネロ視点で考えると
先行条件(A)=寒い、こたつが恋しい
行動(B)=こたつに手をかけてニャーンとなき
       人間にサインを送る
後続条件(C)=人間が気が付いて
          コタツのスイッチが入り大勝利

人間視点で考えると
先行条件(A)=ネロ先生がコタツに前足かけて
          ニャーンといわはったwww
行動(B)=スイッチを入れて差し上げねばwww
後続条件(C)=ネロさんが鳴かなくなって良かった

・・・という流れになります。

つまり、自発的になされる「オペラント」行動の
頻度の変化をみて、
自発的にされた「直後の環境の変化」の関係を見ていく。


******
そして、時流にのっかって
「つまようじ不適切画像事件」で
行動分析的理解をやってみると
 #プロに任せりゃ良いのにwww

先行条件(A)として
「注目がされない、注目が少ない」
そこで
「不適切な過激発言をアップする」
と言う行動(B)がされて
結果、後続条件(C)として
「注目してもらえた」と言う流れになった。
彼は前科ついちゃったんだけど、それはあまりにも
大きい代償だと思うし、
社会的責任も非常に大きいと思うのだけど、
彼の価値観では前科はたいしたことじゃ
なかったんだろう。
これが「過去の学習体験」になってしまった。

過激なことをネットで発信したら
注目欲求が満たされる、という「学習」を。

この、過去の学習体験がエスカレートすると、
「注目されない、注目が少ない」という
先行条件(A)をなんとかしたくて、
「リスキーな動画をアップする、犯罪行為をして
 アップする、犯罪すれすれのことをしてアップする、
 挑発的反社会的な発言をしてアップする」という
行動(B)に出る。
そして、注目されるという、後続条件(C)になる。
ただし、内容が内容なので、
社会的に制裁を受けることになる。


保護者としては、そして社会としては、
未成年(とくに小学生や中学生といった年令の子、
勿論高校生も)が犯罪行為にかかわるのはどうかと思うので、
事前に防ぎたい、とめたい、わけでありまして、

未然に防ぐため、「先行条件を操作する」必要が出てきて
例えば保護者制限というか家族間のルールで、
ヤバイサイトには最初からアクセスできないようになってるとか
ネットにつなぐときは居間限定で保護者の目の届く範囲で、とか、
基本、ネットを使うのは情報収集と閲覧のみで
投稿や発信は最初から許さない(要相談)というスタンスでいるか、

あるいは動画サイト運営者が、投稿直前に何度も
警告のポップアップを出すようにして、本当に投稿して
いいのか「確認」を続けるとか、しないといけないんだよねぃ。

未成年を保護するために。
たかが道具に使われないために。
健全な育ちを促すために。


********
 
次回、行動変容を促す、
「強化」「弱化」について~



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そこに感情があるかわかんなくても、共通言語がなくても、学習させる方法

さて前回、色々な例を出して。
結局何がいいたいか、というと、

☆動物、幼児という、「大人と同じ価値観が在る」と証明しにくい
 「判断力が大人なみにある」とはいえない存在であったとしても
 「こころはある」と証明できない中でも、 「学習」をする。

☆「学習」とは持って生まれたそれではなく、
  もって生まれたものを利用しつつ(レスポンデント)
  あるいは
  状況の中で本人が考えた結果自発的に(オペラント)
  獲得する、後天的な反応である
 
☆言葉に頼らずに使わずに(あるいは使えずに)
 こちらの行動で示す、あるいは
 環境を操作するというやりかたをとっても
 「学習」がされる

このあたりでして。

*******
心理の実験というのは非常に難しいものだと思うの。

人道とか人権とか余り考えられていなかった頃なら
ある程度できたことかもしれないけれど、

今、大人に対して「こういうのやりますね、了承してくださいね」と
やってしまえば、期待されるであろう結果をその大人が
無意識にでも演じてしまうこともあるだろうし、
その無意識ながらの作為的な結果をさけるために
騙してやるとしたら、あとから謝っても、なんかアレだし。
新薬の被検体募集のチラシとか読んでても、
これでもかwというくらい、「人道的にどうなんだよ」とならないように
書かれているから、医療や心理、病気にかかわることはデリケートだな、
と思う。データを取りたいからこそ、
偽薬があたる可能性もあるし副作用の可能性もアリ、って書いてるもん。
だからって、アルバートちゃんかわいそすwのように、
なんも知らないまっさらな子供を使って実験するのもアレだ。

で、実際、うちの子二人が発達障碍だから、
実験までいかんけど「様子を録画させて欲しい」とか
「3カ月おきに面接をさせてほしい、専門の自分からの助言も
 出来るので2号クンにも悪い話じゃないと思う。匿名で絶対に
 2号クンの名前は出ない形で、データとして使いたい」とか
言われたことはある。保護者の了承を得てやっている形。
ちなみに、数年後「うちのこwww」がモザイクつきで
講習の資料になっていたのでwブヘヘヘwwと思いました。
一応、改善例・成功例としてのアレだったのでホッとしましたw

******
で、そういう風に、段々データらしきものが揃いつつあるとか
「うーん、そういう研究データはまだないですね」って中でも、

やっぱり実践の中で、これは「有効」といえたのが
行動に注目してやっていく、という方法だと思うの。

発達障碍児が正しく自分の気持ちを表すことは難しいし、
阿吽の呼吸でまさにバッチリ、導くこちらが受け取るのも困難だ。
また、「多分、この子はこう考えてやってるんだろうな」とか
「彼はこういう思いでこうしてるんだろうな」なんてのは
あくまで、こちらが観察した結果の、もしかしたら
そうであって欲しい、と言う希望も大いに入った
「予想、あてずっぽう」に過ぎないのであり。

実際に子供が成長して、結構な記憶力だったりするので
「あのときは、ああいうことを考えてた」ということを
言語化してくれると「げっwwww」って思うことも
少なくない。価値観が違う!私には理解できん!!
何でそう思ってたんじゃ???っていう「あのときは」は
少なくないwww 特性もちはマジ宇宙人wwwって思う、
良心や善良さが感じられるゆえ、
ゆがみちゃんとまで思わずに済んでいるのは幸いだけど。

こちらの予想通りの行動をとっているから、
こちらの希望する行動をとっているから、
同じ価値観でやってくれていたのだろう、とみなしていたら
「違う」ってことが結構判明して。
こころや同調、シンパシーはあてにならない。

今でもおそらく齟齬はあると思う。
同じものを見て、同じ経験をしても。

ただ、食事をしながら家族が真剣に話をしている
ドラマのシーンで、「多分、今コイツ腹減ったとか、
脚本家の狙いと違う、見当違いのこと
考えてるだろうなあ」と思っていたら、数分後に
「エルチキ食べたいな・・・」と言ったりするので、
おかあさん、段々、君たちの思い、はずさなくなってきたw

いるかも同じよね、この前テレビでやってたw
いるかが溺れている人間を助けて「なんて心優しい!」っていうけど
それ、なんかあったから、背中に乗っけて(乗っけると楽しいらしい)
遊んでいるうちに結果的にたすけたっただけwとか。
別にやさしくない、人間を助けようなんて思ってないwww

猫も同じよね。ネロさんが何考えてるなんてわかんないけど
こっちをじっと見ているから体をスリっとしてくるから
「もう、アテクシのことが好きで好きでしょうがないのねwww」
なんて勝手に解釈するけど、それ私の希望に過ぎず、
端に「エサ出せや」の催促だったりマーキングだったり。
別にエサ係ならアテクシじゃなくていいし、単にしるし付けだ。

*******
そういう、感情の行き違いとか、価値観の違いとか
思っていることが全く違う、と言う場合でも、
それは証明できないことだし、
そこの証明に時間かけるのは現実的ではないし、

そんな中でも

「問題行動」をどうにか
社会的に受容されるレベルに軽減したりあるいは完全に
ないものにするために、

まだ出来ないことを出来るようにするために、

すでにやっていることが素晴らしいよいことなので
これからもぜひ続けて欲しい場合に、

「行動に注目して」教えていく、獲得を目指すというのは
心に注目してやっていくより、余程現実的で効果があるのだ。


昨日のように「動物」の例を出してしまうと
「ほーら、ABAやペアトレは犬の躾と一緒じゃんwww
 ヒトとしてどうかって感じじゃんwww
 だから僕はそんなの採用しません!否定します!!
 僕の思いは彼に通じると思います!」
って人もいるんだけど、

動物の例を出すのは、ヒトの例を出すことこそ
人道的にどうなんだwであり、
また、「動物でもいける」ということは「人間でもいける」に
通じ易いから、ということであり、
例を出して伝えたいのは「有効性」「実際の事実」だ。

僕の思いや彼の思いが必ず一致するものだと
必ず通じるものだと、いつから錯覚していた?
物事への捕らえ方が違う、注目する点がヒトと違う、と
され、その差異が社会性に難を及ぼす可能性が高い、のが
発達障碍なのに。

******
【学習して新しい行動や考え方を得る具体的な方法】

☆シェイピング
いわゆるスモールステップ。大きな、最終的な目標に
到達するために、段階的に「やること」の難度を上げていく。

例えば「英検2級合格」が最終目標だったとしても、
まずは5級スタートで、だんだん難度をあげていき、
高校を出るまでに2級獲得を目指したり。

お外がつらくて、お外に行くのをやめてしまった
引きこもりさんに「まずは鍵はやめよう」からスタートして
「トイレは2階の自室の前ではなく、1階のを使うようにしよう」
やがて「家族とはちあわせたら、会釈は必ずしよう」
「家族にオハヨウの挨拶を必ずしよう」
「食事を自室ではなくこれからは食卓で」
「食卓で家族と一緒に食事を」・・・と段々
やるべき行動を(彼にとって)ちょっとだけ難しいけど、
でも多分できる、ということに上げていく。
最終的には、お外に出て居場所を作って仕事もして、
福祉の力をかりながらだとしても、
自立するのが目標、精神的にも経済的にも。

☆モデリング
思春期の「やべえ☆じゃにーずの**クン、テラ格好いい」とか
「この人スゲー!」「こういうふうになりたい!!」っていう
憧れの気持ちを利用してはいるやりかた。

自閉の場合、なかなか社会的によいとされていることに
あまり憧れないwことが多いので、
意図的に「社会的に歓迎される姿(明朗快活、懸命に取り組む、
さわやか、挨拶できる、気配りできる、などなど」を、実際の言葉や
態度で少々大げさでも目の前でやっていき、
あえて身近なモデルとなるようにする方法もこれにはいる。

憧れの対象、モデルとなる人を、観察して、模倣して
自分のものにして行くやり方。

個人的には、実際に近くにいなくても(芸能人など)、
今同じ時代(歴史上の偉人のエピソードや性格など)や
次元(アニメとかマンガの登場人物ww 空想した
理想のひと、夢見るこうでありたい自分)を
いきているひとでなくても(←)、いいとおもいますw

最近の私のもっぱらのモデルは二次元ですwww
「あ、▲にいさんなら、この場合でもひどい返しはしない、フフッと微笑んで
無言で流す(だろう」とか「▽ちゃんなら、そんなこといわない!!」とか。
妄想だったら、幾らでも理想に出来ますから、より高い
目標にもなっちゃうんで、現実できるかどうかも大切ですけど。

また例えば「生徒会長」とか「部長」とか役が付いた場合、
そのひとは「どうあるべきか」すごく考えて、
時にすでにある、自分が良いと思われる姿、その考えをなぞった
行動、仕草、言葉を選ぶようになりますから、
経験でもまれることもプラスになり、数ヵ月後1年後には
「生徒会長らしく」あるいは「いかにも部長」になったりします。

☆身体的介助
コレ多分、心理のハンデがあるひとより、
身障者とか高齢者の介護とかできく言葉だろうなあ。
あくまで目指しているのは「自立」。
ハンデがある中、特性やケガや老化などで、
自力でできないことがあるなかでも、
自分でできることについては、例え時間がかかっても
やってもらう。目指しているのは「自立」。
出来ることまで出来ないようにしないようにしつつ、
必要なら、物理的に手を出していく。

☆言語指示
昨日までの例では無用だった部分ね。
動物や幼児相手に完全に言葉が通じるわけじゃない、
むこうが意味を分かってやるわけじゃないし、
こちらも意味を完璧に言葉だけで伝えられない場合も多い。

でも、そういう中、相手にも言語力があれば、
「コレ捨てといて」と言う言葉で実際に捨ててくれたり、
「きりーつ」で立ち、「礼」でおじぎをし、「着席!」で席に着く。
言葉、言語で、実際の、いままでやったことない、
新しい行動がされる、という場合のが世の中、多分多い。
ま、起立礼着席の礼では、最初に、
実際にどうするか動作も見せて、言葉の意味も確認して、
如何するべきか教えて模倣させて、2度目3度目から
声の合図でやってくださいよ、ということなんだけども。

でも、言語だけじゃ通じなかったりするから、
言語の指示だけじゃ、やって欲しい行動につながらないから、
じゃあ、どうするか、が発達障碍の子育て、だよね。

パブロフの犬。犬のサーカス、猫のサーカス。そして猫こそABAの使い手w

【よくわかる前回までの「まみちゃんが伝えたいこと」まとめ】

☆発達障碍をもつ子供の問題行動の改善に
 ABAという手段が有効である

☆「こころがある」「おなじように感じるはず、考えるはず、思うはず」と
 みなして特性っ子の子育てしていると、殆どの場面で足元すくわれるぞ。

☆ABAとはこころではなく『行動』に注目する

☆だから僕たちは『子供の行動』にこそ注目をして、
 どういう環境が引き金になってその行動になってしまったのか、に
 注目してやっていくといいんだよ。
 いい行動ならその環境を保てば良いわけだし、
 悪い行動ならその環境をなくしてしまえば問題行動にならない、はず!

******
誰もやってくれないから自分でイマキタサンギョウ。

今日も前置き的な話で、ハウツーにいけるまでどれくらい
更新が必要か分からん感じだからw、
すっとばしたい人はすっとばしていいよ!

*******
【パブロフの犬】
さて、パブロフの犬という有名な実験がある。

1、ワンコにエサを見せる、という行動をします。
  するとワンコはよだれをたらす、という行動をします。
2、しばらく繰り返します。 
  エサ→よだれ、が繰り返されます。

3、ワンコにエサを見せる、と同時にブザーをならす
  ように、こちらの行動、出す刺激を少し変えてみます。
  やっぱりワンコはよだれをたらす、という行動をします。

4、しばらくエサ+ブザーを続けます

5、さて、えさ無しでブザーだけ鳴らしてみますwww

6、するとまあ、なんということでしょう、エサがないのに
  ワンコからあふれるよだれ!

ドSとドM誕生の瞬間、主従関係が確立された瞬間!
・・・じゃなくて。
これ、哺乳類ならいける、あ、でも
調べてみたら哺乳類じゃなくてもいけたわ、
という実験です。
どういう実験かというと「学習が出来る」ことを証明する実験。
ワンコは、エサという刺激をうけると、どうしてもよだれが出る。
これはもう本能とかそっちの話、無条件反応。

でも、平行してブザーを聞かせ続けた結果、
ワンコは『この音はエサとイコール!』って覚えたんだよね。
『経験』をつんで『学習』した。
だから本能というより、学習の結果、
この音がきこえたらエサがもらえるって条件を理解した結果、
だらだらよだれをたらすようになった、と。条件反射。学習。

続きもありまして。

ブザーはならす、しかし、エサは出さない。
と言う状態を続ける。
すると、ワンコのよだれはだんだん出なくなる。
鳴ったけどえさは出ないぉ・・・、しょんもり。
ワンコに『消去』がおこる。
ブザーすなわちエサ!ではない、とまた学んだので、
よだれを出さない。出すことを辞める。

そこでまた、ブザー+エサ、に戻してみる。
するとワンコはよだれを出す。
さらに続けて、やがてまたブザーだけに。
すると「よだれが出ている」。
これは「自発的回復」ってやつなのですが、
個人的にワンコかわいそす、ドSが過ぎる、と思ったくだり。
まあここはいいか(えっ)。

ちなみにパブロフさんは、もともとは犬のよだれを
あつめて、分泌量を調べていた人。
『生理学界の王子様』であり、
パブロフさんが実験した犬は1匹じゃない、沢山いたらしい。

そして、ここで分かることは
「犬に心やら気持ちやらがあるかどうかは証明できんし、
また犬が人間と同じ価値観で喜んだりしょんぼりするかは
分からんけれども、それでも
行動や音などの操作できる刺激から、犬ですら
学習でき、その後の、他の人が見て分かる行動が変わる」
と言うことでもあると思うのです。


他にも例えば、池の魚のエサやりとかもある。

魚が「人の足音→上からエサが降ってくる」と
学習すると、ヒトが近づいただけで
岸辺によってきて、くちパクパクやってる。
もう「エサがきた」と確信しているだけの学習を詰んでいる。

たまたま通りがかりで、池を眺めようと思っちゃって、
あっという間に鯉が近くに集まって、パクパクやってて
アレは恐怖w 鯉のクチ、人間の指もってくからねwww

*******
【二つの条件付け】

さて、話を戻しますと、パブロフの犬は『条件付け』の一つ。

『レスポンデント条件付け』です。
無条件刺激が提示されて(えさ→よだれ)
中性刺激を提示することにより(平行してブザー)、
中性刺激が「条件刺激」となる。
(ブザーの音だけであふれるよだれ)。

もうひとつ「オペラント条件付け」ってのがあります。
環境をどんどん変化させていって、
強化あるいは弱化をはかり、
行動も変容させていく、かえていく、という実験。
はらぺこネズミを箱にいれて困らせw
でもネズミがレバーを押したらエサ登場!
するとネズミはレバーを自分の意思で押すように!・・・っていう
スキナーの箱実験が多分有名。
もっと知りたい人は検索検索。

条件付けで二つは何が違うの?というのは、
レスポンデンス条件付けは
「その行動を誘発させるための刺激が外から与えられる」
オペラント条件付けは
「自らやっている。自発的。そうする刺激は外にはなかった」
ってところでしょうか。

ん~、条件付けの前に、行動で例をあげると、
レスポンデントは
『まぶしいから、瞳孔がきゅっとなった』とか
『生まれたての赤ちゃんが、なんでもつかむ』とか。
オペラントは
「考える」とか『読書』、『歩く』とか。
レスポンデントは、したくなくても体が反応しちゃう、
オペラントは、ちゃんと自発的にしている、それ。

・・・あと、条件付けでつけたしておくと、
アルバートちゃん幼児テラかわいそすwな実験で
「ワトソン」の「恐怖条件付け」ってのもあります。
なんか「うへぇ・・・」って思った実験だから書かないけど。
気になる人は検索で十分かな、って。
トラウマメイカー、ワトソン。

**********
【犬のサーカス】
・・・というのは実在する。

パブロフの実験で分かったように、犬というのは
『学習する』ことができるので、

仕草、音、衣装、などの条件を人間が揃えて、

最初はたまたまでも無理やりでも
ある一定の行動(芸)をやらせ、

途端、ご褒美となる『徹底的になでて誉められる』とか
『エサが少しもらえる』などという
犬にとっての利益が必ずある、という環境にすれば、

犬は結構難しいと思われる『芸』でもこなすようになる。

しつけの部分で、さっきの幼児アルバートちゃんの実験のように
『(怪我しない程度の)恐怖を与える』を使うこともしつつ、
犬は学習するので『(人間にとって都合のいい)しつけ」が可能で、
しかも人にみせて金取れるレベルの芸や、
おみごとな集団芸も見せてくれる(犬のサーカスのように)。

これはイルカショーとかも。

ある程度、知能が在る哺乳類なら『学習』して、
人間が希望する「行動」をとってくれ、
ご褒美や利益次第だと思われるが、
人間が希望しない「行動」を消去もしてくれるんだよね。


************
【猫のサーカス】
そして学習した結果、
飼い主のいつものサインで迷うことなく
「おて」「おかわり」をする犬も多くいる中、
犬のサーカスが実在する中、

長いこと「いや、猫のサーカスは無理だろw」と
言われてきたのです。

犬はリーダー大好き、集団行動大丈夫、
誉められると嬉しい!がんばっちゃう!・・・だけど、

猫は気まぐれ。
猫にとって「ここちよい」環境を与えたら、寝るしw
学習させたいと
ちょっと『不快、恐怖』を怪我しないように配慮した程度に
与えたとしたら
むしろ「これは怖い!」とだけ学習してしまい、
ビビッて逃げて二度と寄ってこないしw
単独で生きるのが本能なので、自分で自分を守る必要が
あるから、君子あやうきには近寄らず、と地で行くのが猫。

さらに猫は犬よりも『相手を選ぶ』、
同居猫同士がうまくいかない、なんてよく聞く話。
個別行動で、並列で、単独で、序列がないから。
犬は上下関係をきっちりするので、表面上おだやかに
同居が可能なことが多いけど、猫は互いに平行、同じ立場、
あるいは相容れない距離をおきたい立場、けんかしたくない。
 #きょうだい猫とか別だし、また、受け入れ時期が違っても
  うまいこと猫同士が共存して、添い寝とかしてる
  ほほえましい例もたくさんありますよ。

だから猫に芸なんて覚えさせることは無理、
ましてや、サーカスというレベルで
人に見せられる集団芸は・・・って
ずっと思われておりましたが、

猫のサーカスのチラシを
みてしまったときのワタクシの衝撃・・・!

トレーナーが何をどうやったのか、マジで教えて欲しい。
ホントにある一定の人には役立つ方法かもしれないし、
興味深いのだ、どうやってサーカスの域に?!と。

*********
【そして、猫こそ、実はABAの使い手】

「こう行動したら、こういう流れになる」
「じぶんがこういう仕草をすることによって、相手がこう反応する」
『自分がこういう声がけをすることによってあるいは音を出すと、
 相手が学習の結果体得した「やってほしい」行動に出る』
『たまたまやったことで起きた結果が、非常に好ましいそれ
 だったので、たまたまやったことを自発的に意図的に
 何度もするようになる』

こういったことを狙うのがABAを利用した、
相手との関わりだとしたら、

私は、猫こそ、ABAを使いこなしている最強の生き物だと思う。

あいつら「ニャーン☆」って高い声でなくけど、
ソレ『人間に対してのみ』なんだぜ。
相手を選んで発している「はたらきかけ」なのだ、そうすれば
えさが出てきたりなでてもらえたりメリットがあるから。

ネロさん、コタツに前足をかけて二足でたって
こっちをみて『ニャーン☆』っていうけど、
それ「コタツのスイッチ入れろや」って意志をしめすため、
コタツに手をかけた上で音を出すという刺激をこっちに
与えて、本当に人間にスイッチいれさせるんだぜ。

帰宅後すぐに玄関まで迎えに来て「ニャーン☆」って
スリスリして自分のにおいをつけたあと、
いくぞ!と台所(エサ置き場)に直行して、
エサの入った引き出しの前でおすましポーズですわり、
こちらの顔をやたら見つめ、
その引き出しがあくまで、エサが出るまで、
ずっとそこに居座る、んだぜ・・・!

就寝時は、夫婦並んだ間にワザと入って
すぐにゴロゴロのどをならすんだぜ。
そうすると、間が開いて自分の寝る場所が出来てw
しかもゴロゴロいっているので
人間がグルーミングも手伝い始めるんだ。


黒猫ネロさんが何を考えているのか、とか
本当に心があるのか、とか、そういうことは分からないけど、
証明できないことだけど、

でも、黒猫ネロさんがする、行動や働きかけ、出す音によって
私たち飼い主が学習させられ、
動かされているのだ、行動しているのだ。
ネロさんにとって都合のいいように。

目がでかくてふわふわで可愛くて
ABAを使いこなすほど賢いとか・・・!
なんてチートな生き物www










プロフィール

まみ

Author:まみ
ひっそりこっそり発達障碍ブログ。スペクトラム注意欠陥女子高校生1号とスペクトラム注意欠陥多動男子中学生2号のオカアサン。宣伝なしのマイペース更新でやっていきます。逃げない、あがく、前をみる。ツイッター「botmamichan」、黒猫アイコン。botが一日2回自動で呟き、手動で不定期投下してます。

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