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パブロフの犬。犬のサーカス、猫のサーカス。そして猫こそABAの使い手w

【よくわかる前回までの「まみちゃんが伝えたいこと」まとめ】

☆発達障碍をもつ子供の問題行動の改善に
 ABAという手段が有効である

☆「こころがある」「おなじように感じるはず、考えるはず、思うはず」と
 みなして特性っ子の子育てしていると、殆どの場面で足元すくわれるぞ。

☆ABAとはこころではなく『行動』に注目する

☆だから僕たちは『子供の行動』にこそ注目をして、
 どういう環境が引き金になってその行動になってしまったのか、に
 注目してやっていくといいんだよ。
 いい行動ならその環境を保てば良いわけだし、
 悪い行動ならその環境をなくしてしまえば問題行動にならない、はず!

******
誰もやってくれないから自分でイマキタサンギョウ。

今日も前置き的な話で、ハウツーにいけるまでどれくらい
更新が必要か分からん感じだからw、
すっとばしたい人はすっとばしていいよ!

*******
【パブロフの犬】
さて、パブロフの犬という有名な実験がある。

1、ワンコにエサを見せる、という行動をします。
  するとワンコはよだれをたらす、という行動をします。
2、しばらく繰り返します。 
  エサ→よだれ、が繰り返されます。

3、ワンコにエサを見せる、と同時にブザーをならす
  ように、こちらの行動、出す刺激を少し変えてみます。
  やっぱりワンコはよだれをたらす、という行動をします。

4、しばらくエサ+ブザーを続けます

5、さて、えさ無しでブザーだけ鳴らしてみますwww

6、するとまあ、なんということでしょう、エサがないのに
  ワンコからあふれるよだれ!

ドSとドM誕生の瞬間、主従関係が確立された瞬間!
・・・じゃなくて。
これ、哺乳類ならいける、あ、でも
調べてみたら哺乳類じゃなくてもいけたわ、
という実験です。
どういう実験かというと「学習が出来る」ことを証明する実験。
ワンコは、エサという刺激をうけると、どうしてもよだれが出る。
これはもう本能とかそっちの話、無条件反応。

でも、平行してブザーを聞かせ続けた結果、
ワンコは『この音はエサとイコール!』って覚えたんだよね。
『経験』をつんで『学習』した。
だから本能というより、学習の結果、
この音がきこえたらエサがもらえるって条件を理解した結果、
だらだらよだれをたらすようになった、と。条件反射。学習。

続きもありまして。

ブザーはならす、しかし、エサは出さない。
と言う状態を続ける。
すると、ワンコのよだれはだんだん出なくなる。
鳴ったけどえさは出ないぉ・・・、しょんもり。
ワンコに『消去』がおこる。
ブザーすなわちエサ!ではない、とまた学んだので、
よだれを出さない。出すことを辞める。

そこでまた、ブザー+エサ、に戻してみる。
するとワンコはよだれを出す。
さらに続けて、やがてまたブザーだけに。
すると「よだれが出ている」。
これは「自発的回復」ってやつなのですが、
個人的にワンコかわいそす、ドSが過ぎる、と思ったくだり。
まあここはいいか(えっ)。

ちなみにパブロフさんは、もともとは犬のよだれを
あつめて、分泌量を調べていた人。
『生理学界の王子様』であり、
パブロフさんが実験した犬は1匹じゃない、沢山いたらしい。

そして、ここで分かることは
「犬に心やら気持ちやらがあるかどうかは証明できんし、
また犬が人間と同じ価値観で喜んだりしょんぼりするかは
分からんけれども、それでも
行動や音などの操作できる刺激から、犬ですら
学習でき、その後の、他の人が見て分かる行動が変わる」
と言うことでもあると思うのです。


他にも例えば、池の魚のエサやりとかもある。

魚が「人の足音→上からエサが降ってくる」と
学習すると、ヒトが近づいただけで
岸辺によってきて、くちパクパクやってる。
もう「エサがきた」と確信しているだけの学習を詰んでいる。

たまたま通りがかりで、池を眺めようと思っちゃって、
あっという間に鯉が近くに集まって、パクパクやってて
アレは恐怖w 鯉のクチ、人間の指もってくからねwww

*******
【二つの条件付け】

さて、話を戻しますと、パブロフの犬は『条件付け』の一つ。

『レスポンデント条件付け』です。
無条件刺激が提示されて(えさ→よだれ)
中性刺激を提示することにより(平行してブザー)、
中性刺激が「条件刺激」となる。
(ブザーの音だけであふれるよだれ)。

もうひとつ「オペラント条件付け」ってのがあります。
環境をどんどん変化させていって、
強化あるいは弱化をはかり、
行動も変容させていく、かえていく、という実験。
はらぺこネズミを箱にいれて困らせw
でもネズミがレバーを押したらエサ登場!
するとネズミはレバーを自分の意思で押すように!・・・っていう
スキナーの箱実験が多分有名。
もっと知りたい人は検索検索。

条件付けで二つは何が違うの?というのは、
レスポンデンス条件付けは
「その行動を誘発させるための刺激が外から与えられる」
オペラント条件付けは
「自らやっている。自発的。そうする刺激は外にはなかった」
ってところでしょうか。

ん~、条件付けの前に、行動で例をあげると、
レスポンデントは
『まぶしいから、瞳孔がきゅっとなった』とか
『生まれたての赤ちゃんが、なんでもつかむ』とか。
オペラントは
「考える」とか『読書』、『歩く』とか。
レスポンデントは、したくなくても体が反応しちゃう、
オペラントは、ちゃんと自発的にしている、それ。

・・・あと、条件付けでつけたしておくと、
アルバートちゃん幼児テラかわいそすwな実験で
「ワトソン」の「恐怖条件付け」ってのもあります。
なんか「うへぇ・・・」って思った実験だから書かないけど。
気になる人は検索で十分かな、って。
トラウマメイカー、ワトソン。

**********
【犬のサーカス】
・・・というのは実在する。

パブロフの実験で分かったように、犬というのは
『学習する』ことができるので、

仕草、音、衣装、などの条件を人間が揃えて、

最初はたまたまでも無理やりでも
ある一定の行動(芸)をやらせ、

途端、ご褒美となる『徹底的になでて誉められる』とか
『エサが少しもらえる』などという
犬にとっての利益が必ずある、という環境にすれば、

犬は結構難しいと思われる『芸』でもこなすようになる。

しつけの部分で、さっきの幼児アルバートちゃんの実験のように
『(怪我しない程度の)恐怖を与える』を使うこともしつつ、
犬は学習するので『(人間にとって都合のいい)しつけ」が可能で、
しかも人にみせて金取れるレベルの芸や、
おみごとな集団芸も見せてくれる(犬のサーカスのように)。

これはイルカショーとかも。

ある程度、知能が在る哺乳類なら『学習』して、
人間が希望する「行動」をとってくれ、
ご褒美や利益次第だと思われるが、
人間が希望しない「行動」を消去もしてくれるんだよね。


************
【猫のサーカス】
そして学習した結果、
飼い主のいつものサインで迷うことなく
「おて」「おかわり」をする犬も多くいる中、
犬のサーカスが実在する中、

長いこと「いや、猫のサーカスは無理だろw」と
言われてきたのです。

犬はリーダー大好き、集団行動大丈夫、
誉められると嬉しい!がんばっちゃう!・・・だけど、

猫は気まぐれ。
猫にとって「ここちよい」環境を与えたら、寝るしw
学習させたいと
ちょっと『不快、恐怖』を怪我しないように配慮した程度に
与えたとしたら
むしろ「これは怖い!」とだけ学習してしまい、
ビビッて逃げて二度と寄ってこないしw
単独で生きるのが本能なので、自分で自分を守る必要が
あるから、君子あやうきには近寄らず、と地で行くのが猫。

さらに猫は犬よりも『相手を選ぶ』、
同居猫同士がうまくいかない、なんてよく聞く話。
個別行動で、並列で、単独で、序列がないから。
犬は上下関係をきっちりするので、表面上おだやかに
同居が可能なことが多いけど、猫は互いに平行、同じ立場、
あるいは相容れない距離をおきたい立場、けんかしたくない。
 #きょうだい猫とか別だし、また、受け入れ時期が違っても
  うまいこと猫同士が共存して、添い寝とかしてる
  ほほえましい例もたくさんありますよ。

だから猫に芸なんて覚えさせることは無理、
ましてや、サーカスというレベルで
人に見せられる集団芸は・・・って
ずっと思われておりましたが、

猫のサーカスのチラシを
みてしまったときのワタクシの衝撃・・・!

トレーナーが何をどうやったのか、マジで教えて欲しい。
ホントにある一定の人には役立つ方法かもしれないし、
興味深いのだ、どうやってサーカスの域に?!と。

*********
【そして、猫こそ、実はABAの使い手】

「こう行動したら、こういう流れになる」
「じぶんがこういう仕草をすることによって、相手がこう反応する」
『自分がこういう声がけをすることによってあるいは音を出すと、
 相手が学習の結果体得した「やってほしい」行動に出る』
『たまたまやったことで起きた結果が、非常に好ましいそれ
 だったので、たまたまやったことを自発的に意図的に
 何度もするようになる』

こういったことを狙うのがABAを利用した、
相手との関わりだとしたら、

私は、猫こそ、ABAを使いこなしている最強の生き物だと思う。

あいつら「ニャーン☆」って高い声でなくけど、
ソレ『人間に対してのみ』なんだぜ。
相手を選んで発している「はたらきかけ」なのだ、そうすれば
えさが出てきたりなでてもらえたりメリットがあるから。

ネロさん、コタツに前足をかけて二足でたって
こっちをみて『ニャーン☆』っていうけど、
それ「コタツのスイッチ入れろや」って意志をしめすため、
コタツに手をかけた上で音を出すという刺激をこっちに
与えて、本当に人間にスイッチいれさせるんだぜ。

帰宅後すぐに玄関まで迎えに来て「ニャーン☆」って
スリスリして自分のにおいをつけたあと、
いくぞ!と台所(エサ置き場)に直行して、
エサの入った引き出しの前でおすましポーズですわり、
こちらの顔をやたら見つめ、
その引き出しがあくまで、エサが出るまで、
ずっとそこに居座る、んだぜ・・・!

就寝時は、夫婦並んだ間にワザと入って
すぐにゴロゴロのどをならすんだぜ。
そうすると、間が開いて自分の寝る場所が出来てw
しかもゴロゴロいっているので
人間がグルーミングも手伝い始めるんだ。


黒猫ネロさんが何を考えているのか、とか
本当に心があるのか、とか、そういうことは分からないけど、
証明できないことだけど、

でも、黒猫ネロさんがする、行動や働きかけ、出す音によって
私たち飼い主が学習させられ、
動かされているのだ、行動しているのだ。
ネロさんにとって都合のいいように。

目がでかくてふわふわで可愛くて
ABAを使いこなすほど賢いとか・・・!
なんてチートな生き物www










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プロフィール

まみ

Author:まみ
ひっそりこっそり発達障碍ブログ。スペクトラム注意欠陥女子高校生1号とスペクトラム注意欠陥多動男子中学生2号のオカアサン。宣伝なしのマイペース更新でやっていきます。逃げない、あがく、前をみる。ツイッター「botmamichan」、黒猫アイコン。botが一日2回自動で呟き、手動で不定期投下してます。

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こねこ時計 ver.2
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