スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

思春期 ⑤発達障碍がある場合の思春期

前回までに
 思春期とは性ホルモンによってもたらされる
 体の変化がやってくる時期である
 具体的には身長がぐぐんと伸び始めたら
 始まったと考えてよい。
 精神的に大人になったとか荒れているとか
 そういう基準ではない。 
 障碍の有無も関係なくやってくる。

 思春期は心身両面が急激に変化する

 思春期に親が距離感を間違えると、
 子供をつぶしがちだから気をつけろ

こんな話をしてきたのですが、

結局のところ、
子供にとっては、大人になるための大事な過渡期だし、
大人にとっては、見守りをする時期、ということで。

******
思春期が何でこんなに難しいのかというと
これは、障碍の有無関係なく、

心身の急激な変化から、
気分変調とか衝動的に社会に反抗する、という
表れ方が出てきやすい時期だから、でもあるんだよね。

実際に、障碍のあるなし関係なく、
思春期に精神的にやんでしまうことは多い。
たとえば、
強迫神経症とか躁うつ、対人恐怖に、摂食障害、
無気力になったり、うつになったり。
時に、自殺や登校拒否に発展したりも。
わお。

ストレスのいなし方を多少覚えてきている
健常でさえこうなりやすい時期だという中、
発達障碍もちは、さらにこうなるリスクが高い。
なぜか。
考え方の基盤が偏っているというか
視点が一点集中というか、精神的な脆弱さがある。
そこに、思春期ならではのストレスが加わる。
脆いのだ。


成長に伴い、親が直接子供に関ることは減っていく。
自分で頑張りなさい、ということを増やさなくてはいけない。
しかしながら、今まで割と失敗が続いていれば、
自分に自信がないことも多く、自己有用感が育ちにくい。

親も、今まで子供にしてきたことのうち、どれが
障碍に合わせたやめてはいけない必要な補助なのか、
年令相応にやめなくてはいけない干渉なのか、
戸惑うことが多い。
その混乱の結果、
必要な補助まで外してしまうので、実質放置となり、
子供の失敗が続く。事後フォローもされない。
補助がされていないため、
失敗したという結果だけが残り、教訓やその後の
再チャレンジにつながりにくい。悪循環。
そうなると、今までは『障碍』と言う生まれつきのそれだけが
悩みだったのに、こころが病んでしまい、
『精神疾患』までついてくることになる・・・という展開に。

*******
では、こういったことを防ぐために、

発達障碍があるなら、思春期はどう接したらいいのか。

「介入・補助」と「過保護・過干渉」は違う。
だから、
モチベーションを持たせ、本人に任せる部分は任す。
また、
関わるべきでない部分は関わらない。

思春期の悩みだったり、起こりがちな問題だったり、
子供のモヤモヤいらいらというのは、同じなんです、健常と。

また、知能があがって、他と比べることをして
「うちはおかしい」「うちのやり方が絶対ではない」とする分、
もしも心配になるくらい従順な子供だった場合は、
思春期になった途端ビックリするほど手強くなるかもしれません。

そういう中、特性への支援をやめてはいけない。
思春期がきたからと、本人が援助や補助を特性ゆえに
必要としているところまで切ったり『自分でやれ』とするから
失敗につながり、自信を喪失する羽目になる。
だから、ここは、量ややり方の加減はあれどもゼロには
出来ない部分だと思います。
ココを一気にゼロにするから、なんだかおかしなことになる。
減らすことは出来ると思うけど、多分ゼロに出来ないのが
特性への支援。

では、発達障碍の何が問題なのか改めて考えたら、
それは、脳のクセでそうなっている少数派の考え方とか
そういうことじゃなくて、『人間関係で難が出易い部分』に尽きる。
周囲とすっかり上手く行かなくなってから
なんとかしようとしても、コレ無理。
周囲の気持ちや立場も絡むことだから、難しい。

そうなると、人間関係が上手くいかなくなる前に、
対人関係のトラブルが最小限ですむように、

マナーや言葉遣い、ふさわしい立ち振る舞いなどについては
引き続き機会を見て教えていきたいところだし、
支援が期待できる、親以外の
大人との関係を作っていきましょう、ということになる。
また、
譲れない自分と常識やルールに基づく社会との、
折り合いのつけ方とか妥協点をさぐっていきましょう、
ということになる。



ただ、子どもはちゃんと成長しているし
出来ることに対しての補助なんてしなくていい。
だから、本人が考えるべきところは考えてもらって任せる。
成長に応じて、当然自分でやるべきことなら任せる。

そして、子供が自信を持って、あるいは不安でも
何とか不安な気持ちを乗り越えてチャレンジ出来るように、
必要なのは、自己有用感とモチベーション。

***
自己有用感を高めるためには、
なるべく成功体験を積んで自信を回復してほしいし、
出来ない欠点よりも出来る長所に注目したい。
そして、欠点克服に躍起になるより、
長所をいかした生き方を選べるようにしていきたい。
 #むかし、出来ることを仕事にしたほうがいい、と
  ツイッターで呟いたけど、そういうこと。
  短所を克服して苦手分野で勝負しようとしても、
  特性で出来ないのなら限界はあるし、
  得意なヒトにはかなわない。
  長所で食べていけるなら、それでいい。
  子供を変えるより、子供が本人らしくいられるように。

だから、親は意識的に、
長所に注目させて『出来ること』をあえて強調してやりたい。

また、こうしろああしろと答えを命令するのではなく、
あくまで提案として「こう言うやり方なら出来るはず」
「これなら達成できると思う」と方法の提示をする。
その方法を子供が採用するかどうかは子供に任せる。

そして、話に耳を傾けて、頭ごなしの否定はしない。
「ふーん、そういう考えがあったから、こういうことをしたんだね」
っていう、そういう考えがある、ということは認める。
あることは認めても、賛成はしない、というのはアリ。


モチベーションのあげ方は・・・、
自己有用感がないとダメで、
はい、いわゆるABAです、絶賛連載途中のそれです!
だから、そのうち語ります!
よかったね~、ブログがつながったよ~。
確か、次回丁度、
『ポジティブ(強化子』『ネガティブ(弱化子』のあたりを
話すつもりだったような気がする。

モチベーションが上がれば、ヒトは動ける。
モチベがある人間は、実行する力を持つし、
集中力も発揮する。
また、自信があるほど、モチベは上がるのだ。

******
思春期は、

健常児の親同様、親は、見守りの時期だから、
減らすべき手をきちんと減らして、
子供に任せられる部分は任せるんだけど、

障碍特性に合わせた支援はやめちゃダメ

これが、発達障碍がある場合の思春期、だと思います。



スポンサーサイト
プロフィール

まみ

Author:まみ
ひっそりこっそり発達障碍ブログ。スペクトラム注意欠陥女子高校生1号とスペクトラム注意欠陥多動男子中学生2号のオカアサン。宣伝なしのマイペース更新でやっていきます。逃げない、あがく、前をみる。ツイッター「botmamichan」、黒猫アイコン。botが一日2回自動で呟き、手動で不定期投下してます。

カテゴリ
こねこ時計 ver.2
Sweets
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。