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WISCの結果で出来る支援を考える①IQってなんだ

WISC読み取りについて、複数回に分けます、長くなるから。


多分、発達障碍児の親が、一番知りたいこと、というか
専門家と向き合ってもよくわからないことって、
このあたりの話じゃないか、と。

テスト受けて、結果が出て、私の子どもが発達障碍と分かった。

。。。で??

っていう。

ほしいのは、だからその先、これから一体どうしたらいいんだろう。
より子どもに合った、子どもに
「やっていいこと」「やっちゃいけないこと」って何だ?

って、そこらへんの話を、極力専門用語は使わずに、
使うとしても解説いれて「わかる」ように書きたくて
書いた記事。過去ブログ『森のなか』で一気にアクセス数が
増えるきっかけになった1つの記事なので、
多分、未だにニーズはあるだろうなと思い、
過去記事+蛇足削る+ちょこっと書き足しで、アップしていきます。

*****

そもそも、なんで私が知能テストについて、
ちゃんと知らなくては駄目だと思ったか、というと、

知能テスト結果を受けて、解説を専門家がやってくれていて、
私は当初、言われたとおり、読み取り結果とおりに
1号に接していったはずだったのだが、

正直、専門家が言ってくれた最初の助言アレコレは、
1号の実際みせる困り感からはかけ離れた、
高評価すぎるアレコレであり、
  #要約すると、特性で理解が追いつかず
   彼女が混乱しているから出来ないのではなく、
   むしろ他の子供よりはるかに頭が良くて、要領も
   いいはずだから、ハードルが低すぎなのだ、

   ハードルが低すぎてこの子やる気が出てないんだ。

  もっと要求ガン上げして子どもに接しろ。学年以上の
  結果を求めたほうが、課題を難しくしたほうがこの子伸びるよ!
  苦手なものも、ハイレベルにしちゃったほうが
  絶対伸びるでしょ、この子は出来る、って、アドバイスだった。


その結果、数ヶ月間、よけいに親子関係がアレな感じになった、と
いういきさつが、私にはあったのだ。

私の体感は「テスト結果に基づいているはずなのに、
読み取り方が間違っているのか?なんなんだ?」だった。
要するに言われた内容がどうしても腑に落ちなかったので、
知能テストについて発達障碍について
もっともっと勉強しなくちゃ、私自身が子どもをつぶしてしまう、と
危惧して、勉強して、数年たって、結果が今これから書くブログだよ。

でも、多少知識が付いた今、当時の1号の結果の紙みると、
実際、1号の評価って私もそんな感じかもしれない
(専門家がいったことは、それほど的外れじゃない、と思う)。

しかし、実際には、アドバイスを盲信し、
みせている困り感にまったく寄り沿わなかったために、
毎日がより混沌として、1号は混乱疲弊しきっていて
かわいそうだったし、私も毎日泣きたかったし、

よって、どうも家庭が殺伐としたのは事実。

未だに1号にはひどいことしたなあと反省するのもしばし。
  #情報量を受け止めきれず、フリーズしている
    子どもに「はやく作業しろ」ってことを言い続けて
    手伝いはしていない。手順を示していない。
    視覚資料を提示していない、・・・最悪やんけ。

**
だからこれから数回にわたって『この数値が低いと
こういう傾向!』と言う話はしていきますが、

テスト結果はあくまで参考であり、
テスト結果から弱点を把握して対応を考えてやってみても

子どもの様子が改善しないのであれば、

困り感に寄り添った支援に変更すべき、と考えます。
たとえ数値でそれが出ていなくても。

ベストまでいかんでも
ベターな状態を目指して奮闘試行錯誤するべき。

テスト結果は、てがかりのひとつに過ぎないよ。
ってことを最初に言っておきます。


******
知能テストはいろいろありますが、
今回はWiscに絞るよ。

これ、改定を続けて、四代目のテストになった。
4になったんだけど、4のテストを実施するために
間違った結果を導きださないように、何か色々、
厳しい条件があるらしくて、

テストしてもいい資格っていうか条件があるらしい。
2号の通級担任が、自分も子どもたちに実施したいと
申し込みしているんだけど(どこに、は聞いてない)、
「経験の差」で未だに対象の講習に出られない、だから

自分はテストをすることがまだ出来ないんだ、

もっと自分は頑張る、って前に言っていた。フーン。

だから、
経験があって講習を受けて資格がないと駄目って理由で、
4のテストが出来る人が
まだ国内でも限られている様子なんで、

発達障碍を疑って、公的機関なり病院なりどっかに
相談に行っても、現状3でやり続けているところも
結構多いんじゃないかと推測するし、
WISCじゃなくて田中ビネーオンリーってとこもありそうだし、

知能テストなんてまあ人生に何度もうけるもんでもないから、
4になったことも知らん、って人も多いんじゃなかろうか。

つか、発達障碍で確定で、支援を受けて育てていくなら、
子供のうちは年1回ペースくらいで何かしらの知能テストを受けて、
結果を学習や生活に取り入れて欲しいんですけども。
ぶっちゃけ1年以上前の結果では殆ど参考にならない。
子どもは成長するからね、発達障碍児本人も、周囲も。


***
個人的には4の結果シートのほうが見やすいし、
計算の必要がない、と思った。

ただし、3でも4でも大体一緒だし、
4のほうがやたら項目が細かいんだけど、おおよそ
同じ流れで考えて差し支えなさそうだ、
と、1号と2号の「3」「4」の結果を比較して私は結論した。

計算多少したら、自分自身が納得して、
子へどんな支援をしたらいいか分かったような気になる。

3でも4でもいいから、お手持ちの
結果シートみつつの、ブログ眺めになってくだされば
助かりますよ。

っつっても、今日は、IQと領域のとこしか使わない。

****

☆知能指数(IQ)ってなんだ☆

検査したら、全体の結果としてIQの数値が出るんだけど、

これって、「頭の良さ」「天才かどうか」とかを示す
それではなくて

「同じ年の子どもたちと比べたとき、どのあたりに
 位置するんだろうか。平均、標準を100とする」です。

過去ブログ『森のなか』でもツイッターでもよく言ってるけど、
IQ120だったからうちの子賢い!とかじゃないんだよ。
てかIQ120とか130くらいなら沢山いるよ、世の中に。

考え方は偏差値といっしょ。

偏差値も標準(ど真ん中)が50で、
60こえてりゃ中堅以上の大学狙おうか、だし、
80前後あれば相当努力した結果。
40きってたら大学入試マジやばい、でしょ?

理論上、実数だったら、どんな数値もアリのはずだけど、
平均を50(偏差値)とか100(IQ)にして、
ある程度の数を取った上で出している結果なので、
そこまでふり幅でかくない。

集団の中で、どのあたりにいるのか、が
分かる数値がIQでござるよ。

例えばセラムンで亜美ちゃんがIQ300とか。『どんだけ
頭いいか』っていうサインとして使われがちなIQだけど、
そういうことじゃないですよー、という。

***
そして、過去IQ120でも、その後周囲が成長して、
その成長にわが子が追いついていない場合、

急落、ということももちろんあり得る。

5歳児相応のことを2歳児が出来ればすばらしいけど、
5歳の子どもが5歳児相応のことを出来たところで当たり前。
10歳になったとき10歳相応のことができないなら、
当然IQは低くなる。過去、高い結果が出ていても。

多分、発達障碍を抱えている殆どの子どもは、
年をとるにつれ結果の数値が低くなっていきがちで、
「周りが成長しちゃってますからね・・・」と
オブラートに包んで慰められるんじゃなかろうか。

凸凹のグラフの形に変わりはない(特性は変わってない)けど、
周囲の出来ることが増えているので、
出来ない部分がより目立つ数値に。

ちなみに2号はオブラートコースに入ったかも(苦笑。
ゆっくり大人になる子ども。

IQ100あるのなら、同じ年の子が出来ることは
おそらく同じように相応に出来ます。

ただし、相応であって、ものすごく良くできる、とかじゃない。
100は、標準で普通。


1号2号が複数回色んなテストを受けてますが、
毎回すっかり同じ数字じゃなく、ばらつきがあります。
一番いいときで120越えで
平均で110から120ってところ。一番調子悪かったときで
2号は90台1号は80台の結果を出して、正直、親も驚いた。
  #ただ、この波も含めて「発達障碍」なんだと思う。

ばらつきは、当然、考えられておりまして、
100でも102でも95でも「正常」であり、
その日の疲れ具合とか機嫌でも左右されると考えられていて、
当然出るであろう数字の差、とされています。

正常域(=知的障碍ではない)とされるのが、85以上です。

80以下だと、地域差はあると思いますが、
知的に遅れがあると手帳申請すれば多分出ます。

少なくともうちの地域では80きったら、
診断書そえて手帳申請の対象です。

境界域で70-85。

本来、普通級で「配慮が必要な子ども」とされるべきなのは、
100前後あるんだけど、
普通に出来るはずなんだけど、凸凹が激しくて
出来ることとできないことの差が激しすぎる子、だと思う。

厳しいことを書きますが、
入学前の結果が境界域なら、私なら保護者として、
普通級選択はためらう。

子どもが苦労すると分かっているから。
おそらくIQ80ない場合、普通級の『教科書を使って、
学年相当の学習を進めていくことが出来る、
学習内容の定着』が難しいと思う。

うーん、ごめんねキツくて。

***
「常勝の天才」「化け物的な暗記力」と
思わせる子だと130あります。
多分、国内最高位といわれる学校の子どもたちは
ほぼ全員130以上あると思う。

医師が、2号の進路について言及したときも
「130はないから御三家は辛いだろうね」と言った。

ただし、その一部が「アスペ」と呼ばれる子であり、
凸凹があって、1号のように「どうもアレな感じ」を併せ持つ、
なかなか評価につながりにくい特性を持つ
ちょっと苦労している子どもたち、
あるいは周囲を苦労させる子どもたち、だと思う。

ある講習会で講師が実際、口にしていた。
「(超有名進学校である)私立の**校でこの前、
 教職員相手に、発達障碍がテーマの勉強会の講師を
 してきたんですけど、この学校のある学年で
 常にテスト結果で1位とっている子、
 アスペで診断名おりていて、全教員周知だそうです。
 この子をはじめとする発達障碍の子供をもっと伸ばして、
 かつ、助けになりたいとのことで勉強会が企画されたのです」と。

まあ、パニクったとき、「癇癪もち」だの「ヒステリー」「気難しい」ですまさず、
適切な補助がすぐにされたら、
こんなに助かることはないよね。
そう理解してテクニックを知っている先生が多いと助かるよね。

先生たちがそんなに熱心に発達障碍を理解しようと
努めてくれているなら、そこに2号やりたいぐらいだったけど、
うわあ、偏差値たけえ(汗、・・・無理。学校名は伏せておく。

あっ、ここで誤解して欲しくないのですが、
「発達障碍でも高IQなら進学して一流大学目指せ!」という
スタンスに私はいない。

2号の担当医Aはどっちかというと、この立場。
出来る結果が出ているなら、ぜひやらせなさい、という考え。
テスト結果の数値や診断名を足かせにして、子供の可能性を
諦めないでほしい、と言うスタンスなんだと思う。
だから2号には、誰でも知っているような進学校を候補として
上げ続けてくれていた(かつて塾講師もやってたんだけど、
その目でみれば、医師が上げてくれたお勧めの私立は、
2号には少々無理目の偏差値高めの学校ばかりだった、
塾で担当した場合「合格を保証できません」とみなすだろうな、という)

反面、2号のセカンドオピニオン的な担当医Bは、
『学歴が足かせになることもあるんだよ。
 特性があるのなら、頑張り続けないと普通であることや
 普通のフリをし続けることが難しいし虚しい。
 普通を目指して頑張り続ける人生の
 どこが楽しいんだ。出来ることを仕事にして、余暇をむしろ
 楽しむくらいがちょうどいい。』と言うスタンス。

ちなみに、非常にラッキーなご縁で、紹介状も何も無いのに、
両方とも、いわゆる「権威」。同じ子供をみて、これだけ意見が違う。

高IQを根拠に『うちの子は出来る!』は多分、ちょっと
違うと思います。実際に、生活で社会性の難が出ているから、
知能テストででこぼこが出ているから、発達障碍の
診断が降りているわけだから。

でも、どっちの医師の意見もありなのよ。

だから、親が子供の性格とか見極めて、最終的には
子供が選ぶ道を応援したいところだよね。



☆領域、群指数☆

で、発達障碍である、ということは
あるいは「配慮が必要」だとみなされるということは、
IQ100前後あるんだけど、群指数それぞれが示す
数値に差がありすぎる状態をさす。



群指数ってなんだ。
「言語理解 (VC)」、
「知覚統合・知覚推理(PO)」
「注意記憶・ワーキングメモリ(FDもしくはWM)」
「処理速度(PS)」

って、テスト結果に出ているコレですよ。

で、各領域に10以上差があったら、
これが「できる」「できない」で表面化する。
もしくは表に出にくい子や隠す子どもだと
表面化はしないけど、実はものすごく困っている。

発達障碍本で、「ディスクレパンシー」って
言葉が出てくるあたりの話し。
領域に出る差が大きすぎると、何らかの支援が
必要だ、ってみなせるのです。

他と比べて10以上高い部分は「強み」になるし

10以上低い部分は「弱み」であり、
弱みは、努力でカバーできる問題じゃない、
努力よりも工夫だ、本人の努力ではなく、
むしろ周囲の配慮が必要で有効、
もしくは道具の力を借りるんだ、ってことになる。


長かった!読むほうもお疲れ様でした。
短期集中連載で8月中の終了を目指します!






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プロフィール

まみ

Author:まみ
ひっそりこっそり発達障碍ブログ。スペクトラム注意欠陥女子高校生1号とスペクトラム注意欠陥多動男子中学生2号のオカアサン。宣伝なしのマイペース更新でやっていきます。逃げない、あがく、前をみる。ツイッター「botmamichan」、黒猫アイコン。botが一日2回自動で呟き、手動で不定期投下してます。

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