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WISCの結果で出来る支援を考える ②群指数

今日は、
「強み・弱み」についてもうちょい。
それから
「群指数」について語る。

うちの子何が得意なんだろか、
逆にどういうことが苦手なんだろうか、っていう

「強み」「弱み」を知るために、
群指数をながめなくてはいけません。

また、計算をしなくちゃいけません。


まず群指数を眺めよう。計算はあとだよ。
群指数は

WISC3なら
「言語理解」「知覚統合」「注意記憶」「処理速度」

WISC4なら
「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリ」「処理速度」

3と4を比べてみよう。知覚統合→知覚推理
注意記憶→ワーキングメモリ、に変わっている。

変わったけどあんまり違いません、一緒と考えていいようです。

知覚統合(3)は絵画配列をパズルとあわせたようなもんで、
知覚推理(4)は絵を見て推測できるか検査しています。

実際の問題みたことあるから知ってるけど、
著作権の問題とか事前提示になりかねないので、
どんな問題かは絶対に言わない。

そして、ワーキングメモリは、「まずは暗記してもらって、
その後思い出すことができるか、
優先順位を付けられるか、ルールもかんがみて
判断が出来るか、操作が出来るか、を
計っているテストです」と言われました。

あら?注意記憶だったときと同じような説明だ??

・・・というわけで、素人のオバちゃんとして
「3でも4でもそんなに変わらない!大体同じ」という
結論に落ち着きました。


以後、群指数で推測する能力、群指数が示す能力



「言語理解」
言葉の力がどれくらいあるか。
言葉の情報や知識があるかどうか、
そして状況に合わせた言葉が使えるかどうか。

言葉の応用問題が出来るか。



「知覚統合・知覚推理」

視覚情報をいろいろ取り入れて、それをつなげて、
一つの意味ある塊として捉えられるか。
まとめたり、さらにその先を推測できるか。

「注意記憶・ワーキングメモリ」

聴覚からの情報を正確にとっていき、
さらに関連付けて、
全体として意味があるものにまとめられるか。
記憶できるか。
また、記憶したものを操作利用できるかどうか。
優先順位がちゃんとつけられるかどうか。

「処理速度」
視覚情報を、事務的に、正確にたくさん
処理できるかどうか。

処理速度に関しては、2号がお初でWISC3受けたときに
「イライラしないか、イライラして雑にならないか、
 態度にイライラを出さないかどうか・・・も、見てますv」って
言われた、多動の子供には相当負荷になる検査内容だね、と
実際問題を眺めて思った。

ちなみにそのとき、2号はイライラが思いっきり表に出て、
貧乏ゆすりをこえて机が揺れたそうです、ぎゃああああ。
それでも手を休めることはなく、
数値(結果)に関しては結構な数を出したので、
机を揺らすレベルでストレスを発散しつつ、でいいのであれば
単純作業が出来なくもない、と判断するにいたった。

よって、過程もしくは理解のある環境下では、
ちゃんと課題をこなしているのであればOKで、
多少「多動のあれこれが同時に無意識に表に出ても
それを指摘せず、あえてスルー」と言う方法をとることに。
通級でも家庭でも、キチンと課題に向き合っていて
同時に貧乏ゆすり、の場合は、中学年まであえて
『動くな』『机が揺れてるよ』なんて一切言わなかった。

これで正解だと思う。

そんで10歳過ぎた頃には、そこそこに負荷をかけても、
机が揺れるレベルの多動、落ち着きのなさ、は、
もう表に出ません。ちゃんと揺れず目立たず、
座ってみんなと同じように課題をこなせております。



この「群指数」はIQ同様、平均値を置いて考える。
下位検査の評価点としては10が全体の平均であり
それを換算した
合成得点としては100が全体の平均です。

だから評価点が10だったら、
得点が100だったら、ちょうど年齢相応。

合成得点において
「言語理解」が80きってたら、言葉でのあれこれは
やや苦手なんだなー、言葉については幼いのね・・・、と

「ワーキングメモリ」が130以上あったら
「頭の回転はやいのねっ(喜」、だと思います。
他との差がすごかった場合、早とちりも凄いだろうけど。
あるいは先読みしすぎて本人が疲れちゃうと思うけど。



***

いよいよ計算してみるよー、
そんで、計算結果を比較していきますよ。

項目の点を足しまして、
項目数で割って、平均値を出します。

つまり、「下位検査」の評価点の平均を出すのです。


(数字はフィクションで、1号と2号のリアルな数ではありません、)

例えば

WISC4で検査された
知識・類似・算数・単語・理解・数唱がそれぞれ
10,11,9,11,13,10
・・・だったとする。

したらですね

(10+11+9+11+13+10)をしまして、
検査項目が全部で6つなんで、6で割る。

およそ10,6。

この子の「言語性検査」の値は10.6です。


完成・符号・配列・積み木・組み合わせ・記号・迷路が
同様に例として、10,11,9,11,13,10,12
とします、したら

10+11+9+11+13+10+12をしまして、
それを検査項目が7ありますんで、
7で割ります、と、10,7。

「動作性検査」の値は10,7。


WISC3でもおなじように。

下位検査の結果を全部足して、項目数で割るの。

下位検査ってのは、

3では「絵画完成」「知識」「符号」「類似」「絵画配列」
「算数」「積み木模様」「単語」「組み合わせ」「理解」
「記号探し」「数唱」「迷路」ってかかれているコレです。

4は、これにやや変更がかかっていて、
やんなくてもいい扱いになっている検査があります、
多分()で示されています、
著作権とか大丈夫なのか、といまさら改めて思ったので
あまり詳しく書かない。

3にあった「迷路」がなくなったよ、4。
迷路で分かる能力って「見通しをたてられるか」
「衝動性の有無」だったと思う。

ちなみに2号は、迷路で10きったことがないので、
年令相当の衝動性もしくは理性のはずで、
衝動性を指摘されるレベルじゃないはずだが、

時々すっごい、せっかちで短気に見えるのは何でだろう・・・。

****
この計算をすると、
「言語性」と「動作性」の強み弱みの判定と
それから比較が出来るの。

繰り返します、平均は10。

先ほどの例で出した数字は、それぞれ10,6と10,7だったので、
おもいっきり、この子普通です。平均の子です。
グラフが直線状、よって発達障碍の診断名おりないだろうし、
それほど困ることもないはずだし、
脳の機能に起因した何かしらの課題があるだろうとも考えない。

そして、10,6と10,7ではそんなに差がないので、
この子は言語性と動作性のどちらかが
極端にアレっていう子どもではありません。
ごく普通に平均に、年齢相応にバランスよく育っています。

平均より3以上高ければ「得意」
1以上高ければ「ちょっと得意」

逆に
平均より3以上低いと「不得意、苦手、出来ない」
1以上低いと「ちょっと苦手、やや苦手」。

例で出した数値の場合、平均が10ではありますが、

13って数値を「理解」と「組み合わせ」で出してます。
よってこのふたつが、この子の得意な部分。

逆に9って数字がありますんで、やや苦手なのが
「算数」「配列」ってことになります。



さらに、今あげた

①「言語性」と「操作性」   の比較だけでなく

②「言語理解」と「知覚推理・知覚統合」
③「言語理解」と「ワーキングメモリ(注意記憶)」
④「ワーキングメモリ」と「知覚推理」
⑤「ワーキングメモリ」と「処理速度」
⑥「知覚推理」と「処理速度」
⑦「言語理解」と「処理速度」


それぞれの組み合わせで凸凹があるかどうか、
どちらかが10以上あるのに、どちらかが7以下だ、などと
「強み」「弱み」がみえてきます。

この辺は計算しなくても、結果の紙に数字かいてあるよ。


例えば⑦、言語理解が12あるのに
処理速度が7とかだったら、
「この子、言葉の力は平均以上にあるのに、
 それを生かしきれて居ないんだ。表出しにくいだけで、
 ちゃんと理解している、悪口とかイヤミとか
 本人に通じちゃってる・・・(汗、処理速度が遅いだけ
 なんだ。この子には、単純作業向いてないんだ、
 時間配分が苦手なんだな~」

なんてなるであろうし、

③、言語理解もワーキングメモリも13こえてたら
すっごく弁が立ってやり手のイメージになると思う。
オマケに処理速度まで13以上と高ければ
「そうとうゆうしゅう」ってジャッジ君が言うよ、多分。

ただあくまで表に出てくるイメージがそれで、
もし他に極端に数値が低い部分があった場合、
それがだな、つまりだな、配慮の必要性、ということに。


では、次回3回目は『下位検査』について。
独学でやっているとき、一番「ほほぅ・・・」と思った箇所だった。



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プロフィール

まみ

Author:まみ
ひっそりこっそり発達障碍ブログ。スペクトラム注意欠陥女子高校生1号とスペクトラム注意欠陥多動男子中学生2号のオカアサン。宣伝なしのマイペース更新でやっていきます。逃げない、あがく、前をみる。ツイッター「botmamichan」、黒猫アイコン。botが一日2回自動で呟き、手動で不定期投下してます。

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