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WISCの結果で出来る支援を考える ③下位検査で推し量っていること

WISCのその③、

今日は、

下位検査それぞれの項目で検査している、
「この検査はこういう能力を推し量るために
実施してるよ」ってあたりの話。

****

最初に検査結果の紙を渡されたとき、
ほほぅ・・・、なるほどわからん、だった。



そこに書かれていたのは、
知識、類似、単語、理解、算数、数唱、語音配列、
絵画完成、絵画配列、積み木模様、組み合わせ、
絵の概念、行列推理、符号、記号探し、迷路。
っていう単語とうちの子の数値。

知らない言葉はない。
言葉として知らない、意味が分からない単語がない。

類似ってあれだべ?似ているってことだべ?
記号さがしって、つまり記号を探すんだべ?
絵画ってよーするに絵とか写真とか画像ですよね、

多分。

・・・と、言葉の意味は分かるんだよ。
なのに、本当の、WISCでの意味は知らない。

言葉は分かるのに、

どういう検査をどういう目的でして、
結果、うちの子供がどういうことが得意で
どういうことが得意ではないのか、が
これらの言葉と数値の羅列では
理解できなかったのだ。紙をひとめ見たときは。

そして、子どものテスト結果を踏まえ、
検査中の様子と数値で分かったことを口頭で解説時間を30分
いただいたが、30分があっという間で、結局、

その30分ですべてを把握することが出来なかった。

ただ、一番のキモである
「わが子はだからどうなんだ、私はどうしたらいいんだ」
だけは押さえるように、集中力全開で
メモしまくっていた30分だった。

その後、ワタクシ、メモを手に
結局専門書に手を出すことになる。
講習会があると知ると出席するようになる。

そして元を取らないのは悔しいので、自習してから行く。

学習が進んで、
結論は30分で出来る話じゃない!(苦笑)だった。
その後の、学習や自習により、「あ、こういう数値が
出ていたから、こういうグラフになるから、
このメモのアドバイスになったのか」とあとから納得する。

こなれた専門家が、分析結果をもとに、その子の特性を考えた
子育てのポイントだけを30分で話すのは、ギリ可能。

でも用語解説も、と思ったら、30分じゃ絶対無理。

ブログで1日でWISCのすべてをやるのも無理。
だから分割してる。




実際に、テスト問題も目にして知っていますが、
ココで詳しいテスト内容はさらしません。
個人的には、晒しちゃっているオトウサンオカアサンには
いますぐそのツブヤキやらブログやら消去しろ、と思う。

著作権に触れるから、

これからテストをやろうとする人間もしくは
テストをやる人間の支え手にとって、
事前提示となってしまい、答えをあらかじめ教えて
どう答えるか考えておける真似になってしまい、

本当の、正しい結果が導き出せなくなるから。

IQ130以上でも
50人に1人の割合で居る。
ぶっちゃけ世の中に沢山いるよ、そのレベル。

130だろうか120だろうが、たいしたそれじゃない。
天才だとかギフテットだとかってキーワード検索で
救いを求めてこのブログに来ている人、
できれば、高いIQに救いを求めないほうがいい。

きついこと書くよ、
そもそも、一般人って余程機会に恵まれないと
IQが分かるようなテストを人生で1度も受けないもんだからね?

発達に関するテストを受けるよう促されている時点で、
親や本人は分かってなくても、
すでに集団生活で相当の困り感を見せている、ってこと

自分の子どものIQを知っているとか
知る機会を持つように促されたって、それはつまり、
今この時点で社会的な課題がある、ってことだからね。

うちのこIQ130で天才なのに、どうして園や学校で
評価してくれないの、うまくいかないの?
受け入れてくれない世の中が悪い!!
・・・だけじゃないからね。

磨かない原石はただの石ころでござる。
もしかすると、どんな子供でも、最初は石ころだ、
大きさも材質も形もさまざまな。
そしてIQが高くても、発達障碍であるということは、
その磨き方や活かし方、どこをやや削って
どこをそのままにしておくか、何処を時間に任せるか、
にかなりのコツが必要なんだよ、多分。

IQ130ある発達障碍児はたくさんいるけれど、
その子どもたちすべてが、実力を発揮して、
世の中に必要とされ、
誰より本人が「有用感(人に必要とされている実感)」
「しあわせ感(生きててうれしいって言う実感)」を
もって大人になっているかっていったら、

それが相当
難しいんじゃないかと拝察するんですよ。

健常者の『成功者』がごく一部であり、ほとんどが
『一介の庶民』『一般人』で終わるように、
発達障碍を持ちながら『成功』するひとたちは
一握りで、あとは、『一般のなかで何とか生きている』とか
『一般のなかで苦労している』が、どうしても殆どになるのだと思う。

だからこそ、気がつき次第、困り感にあわせて、
すぐに療育、すぐに環境を整える、
すぐに出来る介入を、なんだよね。

うまく磨いたら、環境に恵まれれば、
とんでもない結果を出せる可能性があるのも確か。

だから、IQの高い低いで一喜一憂するんじゃなくて、
それを踏まえたうえで、どう接していくか、どう導いていくか、
だと思ってる。

数値に一喜一憂じゃなくて、出てきた結果をちゃんと
受け止めて、これからのことを考えるべき。

よって、事前提示となってしまうので
私は「こう言う問題が出るよ!」なんてやりません。

ここで書くのは、どんな問題がでるのか、じゃなくて、
どういう意図を持って、どういう能力を推し量りたくて
テストをしているのか、
下位検査の項目のそれぞれの測定能力。

******

言語理解に含まれるもの

『知識』
一般的な事実、常識っていわれるようなこと、
いわゆる暗黙の了解についても、
どれくらい知識があるか。

『類似』
論理的にものを考えられるかどうか。

「知識」「類似」って、
学習や経験で上がっていくもの、だと思う。

『単語』
言語的にどれくらいの水準にいるか。
単語の知識があるか。語彙力。
言葉の力がでどれくらいあるか。

『理解』
実際に持っている知識を表現できるか。
本当に、その言葉の意味を分かっているか。
 #例えば比喩を理解しているかどうか
日常生活におけるアレコレが分かっているか。
イメージや考えを、言葉で述べられるか。

******
注意記憶(WISC3)もしくはワーキングメモリ(WISC4)に
含まれるもの

『算数』
計算力。
口頭でいわれることがザルになってないか。
長文の記憶が出来、
長文でも混乱せず理解できるか。

『数唱』
耳で聞いたことをどれだけの量暗記できるか。
短期記憶。

『語音配列』
いまさっき覚えたことを操作できるかどうか。
暗記したことを応用できるかどうか。

*****

知覚統合、知覚推理に含まれるもの

『絵画完成』
見たものに対する反応が素早いかどうか。
見て「おかしい」ってことに気がつけるか

『絵画配列』
見通しが立てられるか
時間の流れとか物事の流れ、経緯を
推測、把握できるか

『積み木模様』
示された大きな塊をパーツに分類できるか。
空間認知。

『組み合わせ』
部品同士の関係が分かるかどうか。
やわらか頭かどうか。
見通しが立てられるか、予想できるか。

『絵の概念』
仲間わけ、分類ができるかどうか。
カテゴリー別に考える、が出来るかどうか。

『行列推理』
パターンを理解できるか、関係が見えるか。

********

処理速度に含まれるもの

『符号』
事務的な処理が正確に速くできるか。
さっと動くことができるか。

『記号探し』
見て(視覚から)探せるかどうか。
注意力の持続。

「迷路」は4では消えたけど、
見たものをたどれるかどうか、
なぞれるかどうか、衝動性の有無、
見通しが立てられるか。

******

それそれの下位検査の数値をみてくださいまし。

10が平均ね。10で年齢相応ね。
ざっとした粗い説明ですけども、

たとえばWISC3で
知識が10なら一般的な事案については問題なく
年齢相応に分かっている。

記号探しが13とかなら、集中力があるとみなしていいし、
視覚的な煩雑な図から、
必要な情報をキチンと探すことができると思っていい。

迷路で4だの3だの低い数値だったら、もうコレ、
感覚や勢いで生きている人、
すっごい衝動性。見通しや目標を持って
なんか計画的にコツコツやる、とか無理っぽい。
長期的にやって達成させるためには、周囲の理解必要。

あるいは、たとえばWISC4で
絵画完成で7だの6だのの数値を出したら、
見ているのに、「間違いや非常識に気付けない」
可能性が高い。どこがおかしいのか分かってないから、
左右でまったく違う靴下はいて平気だったり、
それを指摘しても、素で「?」と言う反応だったりする。
四コマ漫画のオチ、自分だけ、どういう意味かわからん、
なんて展開が待っていたりする。

単語が低いなら、言葉の力がない。
怒鳴ったら、怒られていることはわかっても、
何で怒られているのか分かってなかったりするよ、
どんだけ言葉で説明しても多分ザル。
その子にとっては、いわば知らない外国語で叱られてる状態。

相手が怒っているのは分かるが、説明もされているが、
本人には通じてない。

なぜ駄目なのか延々説教する、正義を語るより、
もうルールとして、
結論の「してはいけない」だけ教えたほうが、
おそらく当面の問題行動は減る。
   #ただ、それでは本質解決にはなっていないから、
    落ち着いているときに口頭や言葉の説明で駄目なら、
    絵で説明して理解させるなどの
    療育の工夫が必要になってくると思いますけど

****

ふいーっす。
言葉の説明がやっと終わった。

以後、延々とディスクレパンシーの比較。

グラフが凸凹でこんな形だから、
コレが強みでコレが弱みっすよ。
視覚アプローチと聴覚アプローチ、どっちが有効か。

こういう補助が有効でやったほうがよくて、
ここは別に年令相応に子どもに任せていいと思われ・・・の
話をしていきたいです。




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プロフィール

まみ

Author:まみ
ひっそりこっそり発達障碍ブログ。スペクトラム注意欠陥女子高校生1号とスペクトラム注意欠陥多動男子中学生2号のオカアサン。宣伝なしのマイペース更新でやっていきます。逃げない、あがく、前をみる。ツイッター「botmamichan」、黒猫アイコン。botが一日2回自動で呟き、手動で不定期投下してます。

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