スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

思春期 ②NOというのは唯の反抗か知能の発達か

思春期といったら、盗んだバイクで走り出したり
何から卒業するのか分からなかったりするものですが、

そういう言葉に集約されるように、やたら
「不安」『イライラ』が強くなる時期でもある。
そして「意地」になる時期でもある。

思春期はよく蛹にたとえられる。
蛹の中身はドロドロなので、ちょっとでも振動をくわえたら、
再構成がうまくいかなくて、蝶や蛾になることなく、終わる。
だから蛹には絶対に触れてはいけない。
時期を待たないといけない。
そのあたりが、よく思春期に例えられる。
親は見守る時期で、手を出す時期ではありませんよ、と。

実際まあ、性ホルモンが分泌されていることにより、
脳の中では大爆発がおこっている、と言い切る医師もいる。
そりゃもう、まるで嵐ですよ、脳と心が、という心理学者もいる。
不安定だからイラついて当然なんだよ、と言われる。


思春期というのは知能が急激に発達する時期でもある。
出来ることや分かることが増えてくる。

それまでは、親の言うことや大人の指導を盲信に近い
状態で受け入れていても、だんだん、世の中の矛盾に
気が付いたり大人のずるさにも気が付いたりする。
それだけなじゃく、自分の内面にも気が付く。
自分でやりたいという気持ちやできるもんという気持ちと
実際はさせてもらえないできないという現実の乖離もある。
同時に、自分の内面に気がつくということは、
他人との違いに気が付くということでもあり、
他者との違いに対して敏感にもなり、
人に対して、劣等感や反して優越感も持つようになる。

そうなってくると、いままでイエスマンで、
『ウン分かった、オカアサンの言うとおりにするよ』だった子が
言うことをきかなくなる。

これは、健常、発達障碍関係なく、だれでも、そう。

******
思春期に突入して、ホルモンのアンバランスもあり、
不安が強くなったり、イライラが増したり、
あるいは知的活動を好んでするようになるだけ
コダワリとか譲らないとかそういう姿勢も強く見えるようになり、

「あれ?もしかしてこれ、自閉の特性が強くなってる?」と
発達障碍児の親は不安になることがある。

でも、そういうことじゃなくて。
これは、知力が伸びて、世の中が見えてしまったから、
自分の価値観で考えるようになって
イエスマンじゃなくなっただけ。
自閉が強くなったというより、
受身をやめて、自己主張するようになった、
自分の意見を持つようになった、と言う流れが殆ど。

だから、自閉の特性が強くて意思表示なんて
ほとんどしなかったあの子が、
おとなしかったあの子が、わからなくなった!!って
パニックに陥る発達障碍の親御さんがいるんだけど、
 #それが他害につながっちゃダメだけど
それは、自兵の特性が強くなった、ではなく、成長した証です。
思春期に入っているのです。

*****
そしておそらく、この時期に
イエスマンを卒業できなかった子が、
この先の人生でしくじるのだろうな、と思った。

今までは、
親が入れた価値観、世の中で推奨される価値観で
動いていた。

それが常識といえるもの、マナーやルールと
いえるもの、だった場合は、教えたのが誰であろうが、
誰にも特に教わってない体験で理解したことであろうが、
そのまま守ってほしいところだけど、

もしも、親のその価値観が
「こういう子供であって欲しい、こういう子供がいい」という
理想の子供像の押し付けだったり
「自分がやりたいと思っていない、楽しいと思っていない、
 必要だと思っていない、そういうことなのに、
 親が喜ぶからという基準だけでやっている」ことだったら、
ここで、一度「NO」を突きつけないといけないのです。
そして、話し合いをしたり、あるいは自分を通したりして
『選択』しなくてはいけないのです。

そして、選択した以上、自分で責任をとっていくのです。
自分で続けると決めたのなら、続ける。
もうイヤだ別に好きじゃないと思ってやめることにしたのなら、やめる。
親の価値観で動く自分を、やめてみる。

そしてそれを決めたのは自分だから、
結果、どのような展開になっても、親や周囲を恨まない。
もしもしばらく時間がたって、一度はやめてしまったことや
遠ざけてしまったことや否定してしまったことが
やっぱり自分に必要だ、自分はアレが好きだったと
思いなおした場合は、素直に認めて、
時には頭を下げて、再開させてもらえばいいのです。
再開が無理なら他の道を探る。


親に必要なのは、思春期に、
今までの積み重ねや継続を「NO」とされたときに、

子がキチンと意見を伝えて親を納得させられるか、
また、自分の今までがたんなる期待の押し付けじゃなかったか
子供の気持ちに寄り添っていたか、
振り返る必要がある、ってその辺だと思う。


意外とね、親ってNOと言っても大丈夫なんだよ。
今、自分が親になったから尚思う。

というか、そのときはすっごく衝突するかもだけど、
結局「親子」なんですよね、他人じゃないから、
10年後20年後30年後に『和解』出来ちゃったりするんだわ。

他人に「NO」ってつきつけるのは、もしかしたら
今生の別れだけどさ、
育て、育んできた親だったら「おお、反抗期!」と
思いつつも聞く耳はもっているはずなんだよ。
だって、どの親も「子供の幸せ」を願っているわけであり、
「自分の思い通りになる子供」を欲しているわけじゃない。
 #後者だとしたら、それは親のココロに問題があると思われ

勿論、NOという以上、説得材料は必要だよ。
ただ単に感情で「やりたくないの!嫌いなの!」だけでは
子供の甘えだ。子供だからいいんだけど。

でも思春期に色々考えて「今までずっと親に勧められて習字をはじめて、
やらされてきたけど限界が見えてきたし、やっぱり好きじゃない・・・」と
思うなら、それを伝えてしまっていいのだ。
「今までやってきたのに勿体無い!」って反論されるかもだけど、
「好きなことが出来ない時間が勿体無い。
 将来、習字の先生をやる気はないし、綺麗な字ならもう書ける」って
反論できる。本当にやってみたいことがあるならそれも挙げればいい。
意外と「NO」って言ってしまって大丈夫な相手が親なんだけど、
なんだか言ってはいけない気がして言えないとか、親に言っても無駄とか
諦めちゃっているパターンがあって、それは見ていて歯痒いです。

***
なので、高学年からあとくらいに、
親はもし、子供が「習い事をやめたい・増やしたい」と
言ってきたり、あるいは悩み相談をしてきたり、
あるいは「オカアサンはおかしい」と面と向かって言ってきたら、

内容によってはショックかもしれませんが、
同時に、子供が成長した証でもあるので、

「やってきました反抗期www」と堂々ココロでかまえて、
論破して言うこと聞かせる!!ではなく、
「どうしてそう思うの?」「どういうこと?」とちゃんと
話を聴いて、うながして、
上手く言葉に出来るように誘導しましょう。
子供の気持ちをしっかり受け止める、ってそういうことだ。
根拠なしの、ただの甘えだったりイチャモンだった場合は
反論もアリと思いますが、基本「そう、あなたはそういう
考えなのね」で、犯罪行為でなければ、
子供の意見に親が白黒つける必要は無いと思います。
そして本当に習い事をやめたりはじめたりするのであれば、
そこは子供にも責任をとらせる。
一緒に挨拶に行き手続きをする。

「やめたい」っていうことは、何かを続けていたら
必ずどこかで、起きる気持ち。継続しているからこそスランプになるし
限界も見える。好きなものも人間コロコロかわる。
そして一生続けるようなものに出会うって
実はなかなかないわけで、『やめる』と言う選択肢も全然ありなんだよね。
あるいは、一生続けずに「とりあえず3年間」と期限を決めて
チャレンジする、と言うやり方もありなんだよね。

子供が辞めたいと言い出して、NOといってきて、
継続して欲しいなら、その「続けて欲しい」と言う気持ちを
伝えてもいいと思うけど『何のために続けさせたいのか』自問して
欲しい。それが、子ども自身の食っていく足しになるからか、
子ども自身の人生の彩りになるからか。
それとも継続することのみに価値を置いて
あるいは自分の理想の子供像を押し付けて、
子供の気持ちを見ていない親に成り下がっていないか。
その自らの振り返りが出来ない親とは、子供は『話し合い』が出来ないよ。
子供にとって親って絶対だもん、すくなくとも年令一桁のときは。

思春期の子供が「NO」とした気持ちに
親も向き合うこと、って、
子供が大人になるために、必要なことだと思うんだ。
だって、単なる反抗じゃなくて、
それは知力が伸びたからゆえの成長の証だから。


プロフィール

まみ

Author:まみ
ひっそりこっそり発達障碍ブログ。スペクトラム注意欠陥女子高校生1号とスペクトラム注意欠陥多動男子中学生2号のオカアサン。宣伝なしのマイペース更新でやっていきます。逃げない、あがく、前をみる。ツイッター「botmamichan」、黒猫アイコン。botが一日2回自動で呟き、手動で不定期投下してます。

カテゴリ
こねこ時計 ver.2
Sweets
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。